師走の候、皆様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、永年、国立大学法人東京医科歯科大学歯学部附属歯科技工士学校の教鞭を執られてまいりました本校教務主任 石綿 勝先生におかれましては明年、平成十八年三月末日をもって、定年退職を迎えられることとなりました。
先生は昭和四十三年沼津歯科技工専門学校を卒業後、二年後の四十五年三月に本学実習科を修了されました。同年四月より本学歯学部附属病院に勤務された後、翌四十六年に歯学部附属歯科技工士学校に奉職、平成四年、本校教務主任に就任され今日に至っております。
その間、三十五年の永きに亘り、歯科技工における技術、理念ならびに医療人としての心構えなどを後進に伝えるべく歯科技工教育に携わってこられました。そして多くの人材を育成され、教え子たちが国内はもとより世界の歯科のあらゆる分野で活躍していることは周知のことでございます。また、先生は本校の教育に専心されると共に、全国歯科技工士教育協議会、日本歯科技工士会、日本歯科技工士学会等々においても要職を歴任され、斯界の指導的役割を果たされました。
先生には来春その節目を迎えられますが、まだまだ本校をはじめ歯科技工士界におけるオピニオンリーダーとしてご活躍して頂き、更なるご指導を賜りたいと存じます。
先生の長年のご苦労に感謝を申し上げ、今後の益々のご発展を祈念致しまして、お祝いの会を開催したいと存じます。
皆様方には、ご多用中のことと存じますが、先生への感謝とお祝いの気持ちを頂戴いたしたく、ご参集頂きますようお願い申し上げます。
平成十七年十二月吉日
石綿 勝 先生「歯科技工教育への貢献に感謝する会」実行委員会
歯科技工士学校長 三 浦 宏 之
発 起 人 代 表 小 川 八 郎
実 行 委 員 長 仁 科 匡 生
|