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◇ 技友会主催学術講演会 “口腔医療工学分野での研究と歯科技工士教育” |
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○ 日 時: |
令和6年9月1日(日)15:00〜16:30 |
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○ 会 場: |
東京医科歯科大学病院 歯科棟南4階 演習室(Zoom によるウェビナーを併用) |
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○ 講 師: |
池田 正臣 東京医科歯科大学医歯学総合研究科口腔医療工学分野教授 |
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○ 申込方法: |
〔演 習 室〕 |
事前の申し込みは不要です。 |
○ 申込方法: |
〔ウェビナー〕 |
下記 QR コードか URL から登録フォームにアクセスし、お申し込みください。返信メールに参加方法が記載されています。 |
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○ 申込方法: |
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https://x.gd/giyuukai |
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※ |
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場での受講は技友会会員限定とさせていただきます。会員以外の方は、ウェビナーでご参加ください。演習室・ウェビナーとも、参加費は不要です。 |
講 演 抄 録
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口腔医療工学分野は、口腔保健工学専攻の3つの分野(他:口腔基礎工学分野、口腔デジタルプロセス学分野)の1つであり、2023年教授に着任後、青木和広先生、金澤学先生(5月に高齢者歯科学分野教授に着任)とともに、教育・研究・臨床に従事している。
2011年の歯科技工士学校の4年制大学への改組から、口腔保健工学専攻にて、学生が歯科技工界を変革するリーダーとなれるような教育を行っており、卒業生の中には、歯科技工所に勤務後、最先端のデジタル機器を導入した歯科技工所の経営者となったもの、歯科材料メーカーの研究所でCAD/CAM器材の研究員となったもの、修士課程、博士課程に進学し、本専攻の教員となったものもいる。本学の卒業生が、歯科技工界を変革する歯科技工士となるためには、これまで以上に歯科医療・歯科技工のICT化に対応できる教育が求められる。
これには、本学大学院の修士課程と博士課程で指導した経験と人脈を生かし、口腔保健工学専攻内だけでなく、他分野、他学科と医工の連携教育をさらに広げ、強化することで、歯科医療・歯科技工のICT化に必要なニーズを自ら考え、作り、提供できる人材を育成したいと考える。
また、令和6年の診療報酬改定により、歯科技工士連携加算が新設あるいは見直しされ、歯科医師とともにチェアサイドで、形態・色調・咬合・適合等の口腔内等の確認を行うことにより算定可能となった。チェアサイドで患者に対面するには、接遇や感染対策に関する教育も必須となり、今後は、これらに対応できる歯科技工士の卒前・卒後教育が不可欠となる。
以上を踏まえ、本講演では、口腔保健工学専攻での教育と口腔医療工学分野が担当する教育・研究を紹介し、50年後、100年後に求められる歯科技工士像について、皆さんと考えたい。
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池田正臣(いけだ・まさおみ)先生のご略歴 |
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2000年 |
東京医科歯科大学歯学部附属歯科技工士学校本科 卒業 |
2002年 |
東京医科歯科大学歯学部附属歯科技工士学校実習科 修了 |
2008年 |
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科う蝕制御学分野 修了 |
2008-2011年 |
東京医科歯科大学歯学部附属歯科技工士学校・講師 |
2011-2015年 |
東京医科歯科大学口腔臨床科学分野・講師 |
2015-2021年 |
東京医科歯科大学口腔機能再建工学分野・講師 |
2022-2023年 |
東京医科歯科大学口腔医療工学分野・講師 |
2023年 |
東京医科歯科大学口腔医療工学分野・教授 |
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全国歯科技工士教育協議会理事 |
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