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◇ 東京医科歯科大学歯科技工教育90周年記念特別講演会
“超高齢社会におけるコンプリートデンチャーの到達点”

 
○ 日 時:令和元年11月10日(日曜日)14:00〜15:30

○ 会 場:東京医科歯科大学 歯科棟南4階 歯学部特別講堂

○ 講 師:鈴木 哲也
○ 講 師:東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔機能再建工学分野 教授

    ※ 会員以外の方・事前申し込みをしていない方でも参加できます。参加費は不要です。



講  演  抄  録

 未曾有の超高齢社会に突入し、100歳以上の高齢者が7万人を超えたという我が国において、コンプリートデンチャーを必要とする無歯顎者の口腔内は極めて難症例化しています。著明な顎堤吸収菲薄な床下粘膜唾液の減少など、義歯を製作するのには不利な条件ばかりです。そのため歯科医師においてはかつてのように易しい症例から順を追ってトレーニングをするということができず臨床経験が乏しくてもいきなり顎堤吸収の著しい難症例に対応せざるをえない状況が生まれています。このような背景からか、何か特別な材料術式を使わなければ対処できないかといったような喧伝もみられます。
 一方、歯科技工士においては、無歯顎症例像の変化への認識が十分ではなく、歯槽頂間線法にみられるような「Classic article」が決めた治療原則を未だに絶対と考えている者もいるようです。硬い石膏模型上で全ての技工操作をすすめる歯科技工士にとっては、コンプリートデンチャーが被圧変位性に富む顎堤粘膜上で沈下、移動をしながら機能するという特殊性の理解は難しいように思われます。たとえフラビーガムがあろうがなかろうが、床が沈下しない石膏上ということで、難症例に対する実感が得にくいようです。
 さらに、口腔から外に目を向けると無歯顎患者を取り巻く環境は厳しさを増すばかりです。全身状態の悪化、認知機能の問題など考慮すべき要因は多々あり、在宅や施設での診療機会も増えることから、限られた時間、回数、設備で、いかに早期に高齢者の食べる機能の維持、回復を成しえるかが社会から求められています。
 以上のような現状を考え、無歯顎補綴で今なすべき事は何かを優先順位をつけて整理し、「コンプリートデンチャーの到達点」と題して解説いたします。技工を未経験の歯科医師が増える中、特に有床義歯の質の向上を図るためには、歯科技工士の果たす役割はますます大きくなると考えます。

講師
鈴木哲也(スズキ・テツヤ)先生ご略歴
1980年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1985年 東京医科歯科大学大学院修了
1985年 東京医科歯科大学歯学部歯科補綴学第三講座助手
1997年 米国オハイオ州立大学客員助教授
2001年 東京医科歯科大学大学院摂食機能評価学分野助教授
2005年 岩手医科大学歯学部歯科補綴学第一講座教授
2011年 東京医科歯科大学歯学部口腔保健学科口腔保健工学専攻教授
2015年 東京医科歯科大学大学院口腔機能再建工学分野教授
  現在に至る
(東京医科歯科大学技友会 学術部)
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